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新潟県ホーム の中の観光・イベントの中の栂海新道・白鳥山登山案内
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栂海新道・白鳥山登山案内

2008年09月03日
 平成20年7月26日(土曜日)AM7時35分
 標高611メートルの坂田峠より、標高1,286メートルの白鳥山へ登りました。
 坂田峠までは車で行くことが出来るため、比較的に楽に登ることが出来ます。(ハイキング・登山入門には非常に適しております)

 この登山道には1箇所水場があります。

※上の画像はカシミール3Dで作成しました。
※下の画像はカシミール3Dの断面図です
坂田峠から白鳥山頂上の断面図
坂田峠から白鳥山頂上の断面図
行程時間
行き
坂田峠(7時35分発)→44分→金時坂ノ頭(8時19分)→22分→水場(8時41分)→46分→山姥平(9時27分)→28分→白鳥小屋(9時55分着)

帰り
白鳥小屋(12時40分発)→6分→山姥祠分岐点(12時46分)→15分→鳥居杉(13時1分)→18分→鼓ヶ滝(13時19分)→17分→上路山姥洞(13時36分)→30分→山姥洞駐車場(14時6分)→34分→坂田峠駐車場(14時40分)
白鳥山看板の写真
白鳥山看板
坂田峠の登山口写真

 7時35分
 坂田峠から登り始めました。
 看板には坂田峠から、栂海新道・白鳥山と記されています。

坂田峠の登山口

地蔵と手作り看板の写真

 7時36分
 鉄板をガス溶接で切り抜いた「坂田峠」の看板と、地蔵が一体あります。 安全に登れるよう祈願して登山開始です。
 登山道整備には大勢の山仲間があたっています。

地蔵と手作り看板

旧北陸街道・坂田峠

 7時36分
 看板の記載内容です。

 旧北陸街道・坂田峠

 旧上路村から橋立村へ通じる坂田峠道は、越中と越後を結ぶ山回りの北陸街道であって、海岸沿道が不通のときはバイパス道として重要な役割を果たしてきた。坂田峠の呼び名は、上路の山姥伝説に由来するものであろう。
 峠を下った阿曽谷右岸側には、平坦な段々斜面に橋立金山精錬所跡が残されている。かつて金山には1,000人もの人たちが住み、当地方で最初に電灯がつくなど生活レベルも高かったという。明治30年代はこの山中が景気の良い鉱山街で賑わっていて、泊の芸子さんが人力車で峠を越えて通った、芸者街道とも言われている。古道は今も部分的に残っているが、ほとんど藪に覆われて通れなくなっている。
 現在、坂田峠には古びた地蔵が一体ひっそりと昔日の故事来歴を秘めて立っているが、昭和46年に開通した栂海新道の縦走者が、峠に新たな足跡を残して通過していくようになった。

平成10年10月 青海町自然史博物館友の会

旧北陸街道・坂田峠

登山開始の写真

 7時38分
 ここから本格的に登山開始です。
 今回も登山初体験者が一人いますので、ゆっくり・ゆっくり・ビスターレ(ネパール語でゆっくりとの意味)で登りました。 

登山開始

山道の様子の写真

 7時47分
 栂海新道は有名なルートであり、また非常に整備された山道です。
 感激しながら登りました。

山道の様子

スズメバチ注意の看板の写真

 7時59分
 スズメバチ注意との看板がありました。
 最近作られたようでもあり、繊細の注意を払って登りましょう。
 ※スズメバチは一番最初に偵察隊がくるらしく、動かない方が良いみたいです。また白い服が安全のようです。(黒は熊だと思い襲ってくることがあるそうです)

スズメバチ注意の看板

金時坂ノ頭の写真

 8時19分
 金時坂ノ頭と看板に書いてあります。
 ここより少し下り坂になります。やっと登ってきたのに少し損した気分でした。

金時坂ノ頭

急斜面の写真

 8時40分
 急斜面の木の根が階段になっており、登りにくいところがあります。
 やはり下った分登りがきつい!!

急斜面

水場の写真

 8時41分
 急斜面を登った後に水場がありました。
 頭上の看板には、「クマ・イノシシ・サル等の野生動物やスズメバチに注意してください」との警告があり、水を共有している?ことがわかりました。
 

水場

山姥平の写真

 9時27分
 山姥平に到着です。
 平らなところで足を休めながら、ゆっくりと歩くことが出来ます。
 あと少しで頂上です。

山姥平

栂海新道看板の写真

 9時40分
 栂海新道の看板がありました。
 この看板を見て、かの有名なさわがに山岳会が、切り開いた山道なんだと改めて感心させられました。
 また、今でもこのように山道の整備を怠っていないし、すばらしい栂海新道保存会があることにも驚きました。

栂海新道の看板

白鳥小屋の写真

 9時55分
 やっと頂上の白鳥小屋です。
 思った以上にきれいな建物で2階まであるとは!驚きました。

 この白鳥小屋は1991年に建設されましたが、1998年に焼失し再建されたそうです。
 小屋の中に栂海新道開拓40周年の回想という小野健さんの冊子があり、いろいろな苦労が書き示されておりました。

白鳥小屋

白鳥山頂看板の写真

 この山頂の看板もステンレスの鉄板をくりぬいた看板です。
 看板には白鳥山・1286.9・山荘3H.日本海4Hと記されています。
 栂海山荘まで3時間.日本海の海抜0メーターまでが4時間です、私たちは坂田峠からなので、次回は海抜0メーターから挑戦したいと思いました。
 また、栂海新道も縦走にも挑戦したいと思います。

 写真下の看板には
 豊かな資源に恵まれた北ア最北の白鳥山

 白鳥山は、山姥山・上計呂山・寺山などともよばれ、飛騨山脈最北の1,000米峰となる。新潟富山県境にあり、栂海新道が開通して白鳥小屋が建てられると登山者もふえて、5月下旬には、毎年海のウエストン祭と山開きが行われている。
 白鳥山周辺の地質は、南部ジュラ紀来馬層郡(一億六千万年)から、頂上北側で礫岩優勢の白亜紀白鳥山層(一億年)にかわる。この泥岩を挟む礫岩層は、来馬層を下盤として山姥洞・坂田峠・尻高山方面まで広く分布し、菊石山アンモナイトから白鳥山恐竜?の夢へと移っていく。
 白鳥山山腹は地下資源に恵まれ、東部の古生層青海変成岩と来馬層の断層面に沿って迸入した蛇紋岩中にヒスイ光石岩が介入し、かつてヒスイ原石を採掘していたこともある。金山谷支流の長尻谷には、謙信の隠し金山ともいわれた橋立金山があり、明治中期に最盛を誇っていた。西斜面の湯ノ谷には、上路深井鉱山(金山)跡が残っている。また、金山谷の蛇紋岩崩懐地からは、青海石・糸魚川石などの新鉱物が発見されている。
 このように、白鳥山は黄金・宝石に囲まれ、山姥の伝説とか金山の歴史を秘めた豊かな山域なのです。

 二〇〇四年 六月
 青海町自然史博物館友の会
 と記されています。

白鳥山頂看板

白鳥小屋の写真

 白鳥小屋には展望台があり、(ちょっと登るのが怖い!!)非常に眺めが良く、360度大パノラマです。登ってみてください。


 また、埼玉の岩槻ハイキングクラブさんが白馬岳方面から海抜0メートルを目指し、この白鳥小屋でお会いしました。犬ヶ岳の栂海山荘を5時に出発し10時に白鳥小屋についたようです、途中の登りがきつかったと話しておられました。

白鳥小屋

展望台からの写真
展望台からの眺め
白鳥小屋の設備の写真

 白鳥小屋には2階もあり、ここで十分な休憩がとることが出来ます。
 私たちも、ここで1時間30分も休憩いたしました。

 ※泊めていただくことも出来るようです。

 また、小屋の近くにトイレも完備されており、すばらしい休憩場だと感じました。

白鳥小屋の設備

山姥祠方面へのルート看板の写真

 12時46分
 帰りは来たルートではなく、山姥祠方面に行こうとなり、看板を発見しました。
 看板には「此より先鳥居杉・鼓ヶ滝・山姥祠を経て上路に至る所要時間一時間半から二時間半」と記されていました。

 道はありますが、あまりここを行く人がいないのか?草が生い茂っておりました。

山姥洞方面へのルート看板

鳥居杉の写真

 13時1分
 鳥居杉に着きました。
 写真と名前でもわかるように、杉が鳥居の形になっています。
 雪深いなか、よくこの状態が保っていられるのかが不思議なくらいです。

鳥居杉

鼓ヶ滝の写真

 13時19分
 鼓が滝到着。
 水が非常に冷たく、顔を洗い涼、をとることが出来ました。
 滝の下をのぞき込むと、落ちたら這い上がることも出来ないし、岩だらけで非常に怖く感じました。

鼓ヶ滝

上路山姥洞の写真

 13時36分
 上路山姥洞に到着。
 看板には下記のようにあり

 上路山姥の洞
 この祠は、白鳥山(標高1,286.9メートル)の中腹標高900メートルに位置し、幅約2メートル高さ2.5メートルで山姥が住んでいたと言い伝えられています。
 山姥は上路の里に下りて、里人を苦しめたが、里人が山姥を神に祀ってからは、すっかり善人となり、舞い踊って見せたり、老婆に銭をくれたりしました。
 昔からこの洞は、信州八坂村上篭(あげろう)の大姥山に住みいる山姥の洞に通じているといわれています。八坂村でもこの洞に通じていると言い伝えられ、耳をすますと、海鳴りの音が聞こえてくるといいます。
 この洞の頂は、約十八メートルの表面が平らな一枚岩で、「山姥の踊り岩」といわれ、上路の里が一望できます。山姥はこの岩の上で近くの「鼓ヶ滝」の音に合わせ、花盛りの春・紅葉の秋月光の夜舞い踊ったといいます。
 また、踊り岩西側台下に、嘉永元年(一八四八年)建立の文殊菩薩像、北側下方に安政五年(一八五八年)建立の虚空菩薩像があります。
 祀 青海町

 と記されておりました。
 たしかに現地に行くと奇妙な洞や、一枚岩の広い舞台があり思わず踊ってしまいたくなる所でした。
 

上路山姥洞

洞の上から上路地区への風景写真

 この写真のように、上路地区を一望でき、非常に眺めの良いところです。
 この山姥洞はすぐ近くに駐車場があり、洞までの道は非常に整備されていますので、洞だけでもすぐに見に行くことが出来ます。ぜひ一度おいでください。

 14時6分山姥洞駐車場に到着し、林道を通り坂田峠駐車場に14時40分に無事到着いたしました。
 ゆっくりとハイキングするには非常に良いコースです、是非トライしてみてください。

 登山者:小林 守・新井田 渉・伊藤 一彦

洞の上から上路地区への風景

白鳥山の写真
白鳥山

栂海新道入り口にある近傍ホテル紹介