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【糸魚川】食中毒に要注意!「カンピロバクター」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0045332 更新日:2022年4月7日更新

カンピロバクター食中毒は、県内で発生している食中毒の中でも、発生件数が多い食中毒で、毎年発生しています。
家庭内でも起こりえる食中毒ですので、下記の点に注意し、カンピロバクター食中毒を予防しましょう!

カンピロバクターとは?

  • カンピロバクターは牛や豚、鶏などの腸管内に生息しており、新鮮な生肉からも検出されます。
  • 熱に弱く、熱を加えると急速に死滅します。
  • 少量の菌(500個程度)を摂取しただけでも、発症する可能性があります。

感染するとどうなるの?

  • 潜伏期間は2~7日(平均2~3日)です。他の食中毒菌よりも潜伏期間が長いのが特徴です。
  • 主な症状は発熱、腹痛、下痢です。
  • 回復するまで、1週間ほどかかります。

原因は?

牛、鳥、豚の画像

  1. 生または加熱不十分な食肉類
     カンピロバクターは牛・豚・鶏等の腸管内に存在し、その肉を汚染します。生の肉、加熱不十分のまま肉を食べることで感染します。
  2. 動物の糞便に汚染された水
     消毒されていない井戸水や湧き水を飲むときは注意が必要です。
  3. 二次汚染
     食肉に付着したカンピロバクターが、まな板等の調理器具を介して他の食品を汚染し、その食品から体内に入り、食中毒を起こすこともあります。

予防のポイントは?

  1. 肉の生食を避ける
     「新鮮な肉なら大丈夫」は間違いです!特に幼児や高齢者など抵抗力が低い人は注意が必要です。
  2. 十分に加熱する
     カンピロバクターは熱に弱いです。中心部まで十分に(75℃1分以上)加熱しましょう。
  3. 二次汚染を防ぐ
     包丁やまな板も生肉専用を用意し、使用後は洗浄、消毒、乾燥をしましょう。肉を焼くときには生肉を扱う箸と食べる箸を別々にしましょう。
  4. 手洗いの徹底
     生肉を取り扱った後は、特に丁寧に手洗いをしましょう。
  5. 飲料水の管理
     井戸水や湧き水を飲む際は、動物の糞便に汚染されていないか注意しましょう。飲む前に必ず煮沸消毒をしましょう。

手洗いの画像

こちらのページも参考にご覧ください。

「食肉はしっかりと加熱してから食べましょう!」のページへ

県内でのカンピロバクターによる食中毒の発生状況は?

令和3年の発生状況 

 
No 発生年月日 摂食者数 患者数 原因食品 原因施設
1 令和3年1月30日 216 12 給食施設提供物 給食施設(小千谷市)

平成29年~令和3年の発生状況

カンピロバクター食中毒年次別発生状況

  • 夏場に比較的多く発生しますが、年間を通して発生するため、季節を問わず注意が必要です。

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