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【糸魚川】食中毒に要注意!「腸炎ビブリオ」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0045128 更新日:2022年4月7日更新

腸炎ビブリオとは?

  • 腸炎ビブリオ菌は海水や海底の泥に存在し、海水の温度や気温が上昇すると急激に増殖し、魚介類に付着して運ばれます。
  • 海水程度の塩分(約3%)を好みますが、真水には弱いです。
  • 他の食中毒菌と比べて増殖が早いですが、熱に弱く、低温(4℃以下)でも増殖しにくくなります。

感染するとどうなるの?

  • 潜伏期間は、8~32時間(普通10~24時間、短い場合は2~3時間)です。
  • 主な症状は激しい腹痛(差し込むような激痛で、猛烈な苦しさを伴う)や下痢です。発熱、嘔吐などを伴うこともあります。
  • 回復するまで、数日から1週間ほどかかります。

腹痛、下痢の症状の画像

原因は?

魚介類のイラスト

  1. 海産魚介類の刺し身や寿司
     腸炎ビブリオは内臓やエラなどに付着しており、これらを生食用の刺身にするとき、刺身に移って感染します。
  2. 二次汚染
     魚介類に付着した腸炎ビブリオが、冷蔵庫の中やまな板などを通じて他の食品を汚染(二次汚染)し、その食品から食中毒をおこすこともあります。

予防のポイントは?

  1. 真水でよく洗う
     調理前に魚を真水でよく洗い、エラ、内臓を除去したあとにもう一度真水でよく洗いましょう。
  2. 低温での保存
     腸炎ビブリオは、4℃以下ではほとんど増殖しません。刺し身などの生の魚介類は、できるだけ4℃以下で冷蔵保管しましょう。
  3. 二次汚染を防ぐ
     調理器具の使い分け(下処理用・調理用)、使用後の洗浄・殺菌、魚を扱った後の手洗いをしっかりしましょう。
  4. 加熱する
     腸炎ビブリオは熱に弱いです。中心部まで十分に(75℃1分以上)加熱しましょう。

加熱調理のイラスト

腸炎ビブリオ情報を発信しています!

食の安全インフォメーション「腸炎ビブリオ情報」はこちらから<外部リンク>

新潟県では、腸炎ビブリオ食中毒予防事業として、漁港に水揚げされた『アジ』について腸炎ビブリオがどのくらい検出されるか調査しています。
 毎年6月から9月までの間、隔週1回実施し、検査結果をお知らせしています。

県内での「腸炎ビブリオ食中毒」の発生状況は?

令和3年の発生状況

     発生していません。

平成29年~令和3年の発生状況

腸炎ビブリオ食中毒年次別発生状況

  • 主に7月から9月にかけて多発しますが、夏前であっても油断は禁物です。
  • 近年は発生しない傾向にありますが、平成29年は8月に1件発生しました。

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