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新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中のほっと一息ティータイム~新潟県女性医師ネット・スペシャルインタビュー~:入月浩美先生
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ほっと一息ティータイム~新潟県女性医師ネット・スペシャルインタビュー~:入月浩美先生

2014年02月06日
新潟県女性医師ネット代表の佐々木綾子先生が、新潟で輝く医師にインタビュー!
今日のあなたに「明日に向かうヒント」を贈ります。

結婚・研修・出産・臨床・研究…計画どおり? いえいえ、欲張りなんです❤
 新潟大学医歯学総合研究科小児科学分野大学院 入月 浩美 先生
(平成26年2月6日インタビュー)
学生時代も優秀で、結婚、研修、出産、臨床、研究と計画どおりに歩んで来たように見える『頑張り屋』の入月浩美先生。「いえいえ、そんなことないんです(笑)。」自ら『欲張り』と告白する入月先生の素顔に迫る!
出産して、生活がガラッと変わる

(佐々木) お子さんは何人いらっしゃるのですか?
(入月) 娘が2人です。4歳と7カ月になります。
(佐々木) 上の娘さんは、お母さんの事を何か言いますか?
(入月) 最近医師であることを理解してきて、白衣の写真を見て「これ、お母さんなの!?」とビックリしていました。
(佐々木) 上の娘さんは、研修医中に出産されたと伺いましたが?
(入月) 就職と同時に名字が変わった方がやりやすいかなと思って、医学部卒業と同時に結婚しました。研修修了近くに出産して、研修休止期間が90日以内だったので、2年間で研修を修了しました。タイミング良くて(笑)…出産がもう少し違っていたら、2年で研修は終わりませんでした。その後、半年休んで、子どもが9カ月の時に新潟市内の保育園に預けて、新発田病院で小児科医として復帰しました。
(佐々木) 新発田病院では、フルタイムで復帰したのですか?
(入月) そうです。1人目の時は、生活がガラッと変わりました。だいたい定時に帰ることができたのですが、最初の1、2カ月は大変でした。入局したてで、小児科医としてのスタートと育児休暇からの復帰が一緒だったので、小児科医として勉強することも膨大で自分の時間が無くなってしまい、こんなに大変なのかと思いました。

入月浩美先生

(佐々木) 2人目の娘さんの時はいかがでしたか?
(入月) 2人目の時は、生活はあまり変わらなかったです。昨年4月から大学院生なのですが、夏に出産して、2カ月で院内の保育園に預けて復帰しました。私の両親は車で10分位のところに住んでいるので、娘が熱を出した時には看てもらったりしています。

急患センターに駆け込みました!

(佐々木) ご主人は育児や家事には参加しますか?
(入月) 主人も医師なのですが、最初は、家事は全然しませんでした…(笑)。今は、最初の頃よりは、随分やってくれます(笑)。子どもを寝かしつけていると洗濯ものを干してくれたり、毎日の生活で精一杯で、やらざるを得ないですね。
(佐々木) ご自身で出産してみて、変わった事はありますか?
(入月) 親御さんの苦労が共感できるようになりました。熱を出した子どもを連れてきている親御さんは、夜寝ていないんだろうな、とか…。私も1人目の娘が熱を出し、救患センターに駆け込んだことがあります!大したことはなかったのですが、その時はぐったりしているように見えたんです(笑)。
(佐々木) ふふふ(笑)。自分が医師という事は言いましたか?
(入月) 言わないです(笑)。
(佐々木) そうよね~(笑)。

2人の娘さんと

欲張りなんです❤
(佐々木) ずっと医師になりたいと思っていたのですか?
(入月) 小学校半ばからフルートもやっていたので、音楽大学に進学しようかと思ったこともありました。今は楽しみ程度ですが、フルートをやろうとすると子どもが邪魔してきて、なかなかできませんね(笑)。
(佐々木) 医師になりたいと言った時、ご両親は何か言いましたか?
(入月) 医師の父は何も言いませんでした。私立はお金がかかるからダメだと言われていましたが…(笑)。母は音楽をやっていたのですが、音楽よりも資格を取った方がいいと。医学部には、浪人して入りました。兄も弟も医師なのですが、皆浪人して、毎年、センター試験の時期はピリピリしていました(笑)。でも、浪人した事は決して無駄ではなく、いい経験だったと思います。いろいろ考えるきっかけにもなります。
(佐々木) 小児科医になろうと思ったのはいつ頃ですか?
(入月) 学生の頃からいいなあと思っていて、初期臨床研修で小児科メインのコースを選びました。
(佐々木) 大学院でやりたいことは?
(入月) 先天代謝異常、遺伝性疾患や代謝性疾患をやりたいと思っています。難病と言われるものですが、早めに発見することで、予後が変わってくると思うので。
(佐々木) 大学院生の生活はいかがですか?
(入月) 大学院では自分のタイムスケジュールを作る事ができますが、院生としてすごくやることがいっぱいです。家でやろうと持って帰って、子どもを寝かしつけて、そのままやらなかったり…(笑)。

(佐々木) 専門医の取得はいかがですか?
(入月) 今年か来年、受ける資格がもらえるので、取らなくてはいけないなと思っています。主人が内視鏡の専門医資格取得のために4月から埼玉に行くので、家族でついて行く予定です。私は大学院生のまま、埼玉医科大学の研究所に行きます。2年間の予定なので、上の娘が小学校に上がる前で、ちょうどいいタイムングでした。知り合いもいないので、「大変だな、無事に戻って来られるのかな」と思いますが、楽しみでもあります。2年後に上の娘が小学校に上がる時には新潟に帰ってきて、臨床に戻りたいと思っています。
(佐々木) 計画的なのね(笑)。
(入月) いえいえ、そんなことないんです(笑)。
(佐々木) 将来やりたいことや後輩へのメッセージはありますか?
(入月) 臨床と研究、どっちもしたいです。市中病院と大学病院とバランスを取りつつ、やっていきたいと思っています。新潟にもこども病院ができるといいですね。私は、欲張りなので(笑)…、仕事もしっかりやりたいし、プライベートもどっちもやりたいと思っています。すごく大変なんだけれど、後輩の皆さんもやりたいことを諦めないでほしいです。周りの方に理解していただく事も大事だと思います。

左側:佐々木綾子先生 右側:入月浩美先生

(所属等はインタビュー時現在です。)
蛭間有紀子先生の中の入月浩美先生
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