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ほっと一息ティータイム~新潟県女性医師ネット・スペシャルインタビュー~:坂上亜希子先生

2013年10月08日
新潟県女性医師ネット代表の佐々木綾子先生が、新潟で輝く医師にインタビュー!
今日のあなたに「明日に向かうヒント」を贈ります。

柳のようにしなやかに~3人の子どもの母として、医師として~
 新潟大学医歯学総合病院 感染管理部 呼吸器感染症内科(第二内科) 坂上 亜希子 先生
(平成25年10月8日インタビュー)
「10年後のことは想像できない。」そう微笑む。3人の子どもの母として、医師として、柳のようにしなやかに生きる坂上亜希子先生が、あなたに語ります。
家族は一緒の方がいい-アメリカで出産-

(佐々木) ご出身は岩手県盛岡市なのですね。
(坂上)  はい、新潟大学を卒業して、そのまま新潟にいます。学生時代を過ごした新潟の方が、ストレスがなく勉強できると思って。
(佐々木) ご主人は?
(坂上)  新潟出身で、同じ新潟大学医歯学総合病院の医師です。
(佐々木) ご結婚はいつですか?
(坂上)  2005年です。同じ第二内科の先輩になります。
(佐々木) 学生の頃から結婚について考えていましたか?
(坂上)  考えてはいなかったですね。いつも行き当たりばったり(笑)。
(佐々木) お子さんが3人いらっしゃると伺っていますが、おいくつですか?
(坂上)  7歳、5歳、2歳、みんな女の子です。賑やかで、耳が痛いです(笑)。一番上は小学校1年生で、下の2人は保育園です。
(佐々木) アメリカにいたというお話も聞いたのですが?
(坂上)  夫の留学について行って、3年間アメリカオハイオ州にいました。1年後に、2人目を出産しました。その間、仕事はしていませんでした。でも、シンシナティ大学のレジデント向けの講義を紹介されて、正規ではないのですが聞きに行ったりできたので、ラッキーでした。

坂上亜希子先生

(佐々木) アメリカに行くために、仕事を辞めることに迷いはなかったのですか?
(坂上)  なかったですね。留学が2、3年になるという予想はあったので、家族は一緒の方がいいかな、と思って。キャリアとして途切れるという不安もありましたが、逆にキャリアが途切れても「仕事が続けられるかな」という気持ちが頭の隅にありました。
(佐々木) アメリカでの出産はいかがでしたか?日本と違いましたか?
(坂上)  アメリカでの出産は2泊3日退院でした!無痛分娩が主流で期待していたのですが、結局お産の進みが速く麻酔が間に合いませんでした(笑)。エコーの回数も少ないです。私はあまり抵抗がなかったのですが、アメリカの会社で働く日本人の奥様は、不安だという方も多いようです。アメリカでは妊婦さんでも、出産ぎりぎりまで働くし、産後も1ヶ月半位で職場復帰するのですよね。
(佐々木) 退院後はどうされていましたか?
(坂上)  一番上の子の面倒も見なければならなかったので、盛岡の父母が1ヶ月くらいアメリカに来てくれて、とってもラッキーでした。その後も、仕事をせず、ずっと2人の子どもをみていて、上の子は保育園、下の子は教会のデイケアに連れて行ったりしていました。

なんとなく、回っている

(佐々木) 帰国後はどうされたのですか?
(坂上)  上の子の産休、育休と3年間の渡米とあわせて丸4年仕事から離れていました。パート医員として復職しましたが、一番下の子が出来たので、半年位でまた仕事を辞めました。その後復職して、今は感染症を勉強したくて感染管理部にいます。
(佐々木) 産休、育休で他の人より遅れるという不安はありましたか?
(坂上)  どんな形であれ仕事は続けたいと思っていました。
遅れることも怖かったのですが、遅れたなりのその時点での身の振り方、選択肢があると思います。幸い認定内科医と学位もとっていましたし。所属科の診療内容、体制の影響もあったかもしれません。
(佐々木) 3人の子育てと仕事の両立はどうですか?まだ、大変な時期ですよね!
(坂上)  目が回ります(笑)。
(佐々木) ご主人は育児を手伝ってくれますか?
(坂上)  夫は子どもが眠る頃か眠った後に帰ってきますし、土日は当直があるので、忙しいですね。朝は一緒にご飯を食べて、子どもの着替えを手伝ってくれます。

左側:佐々木綾子先生 右側:坂上亜希子先生

(佐々木) もっと育児を手伝ってほしいという気持ちはありますか?
(坂上)  不満に思う暇がないですね(笑)。同僚なので仕事が大変なのはわかります。自分が夫の立場になれと言われてもなれないですし、夫も私の今やっていることをできないですから。
(佐々木) やさしいのね(笑)。うまく役割分担ができているのですね。
(坂上)  夫は家族のことをよく考えてくれて、時間の許す限り運動会など子どもの行事に参加してくれます。
(佐々木) ベビーシッターやヘルパーなどは頼んでいますか?
(坂上)  いいえ。幸い今は夜間や土日の仕事がないので、ぎりぎりなんとかやっています。私が体調を崩したりとても大変な時は、盛岡の実家の母が来てくれることもあります。
(佐々木) 子どもが熱を出した時などは?保育園は看てくれないでしょう!?
(坂上)  病児保育を利用したり、病児保育が混んでいる時は夫の実家に頼んだりしています。
(佐々木) よくやっていますね。
(坂上)  週に1回まとめ買いをして、量を多めに作ってストックにまわしたり、なんとなく回っています。お掃除なんかは行き届かないですけれどね(笑)。

10年後のことは想像できない

(佐々木) 今は充実していますか?
(坂上)  子どもを見つつ、仕事もできて、希望の勉強もさせてもらっているので、充実しています。
(佐々木) 将来の希望は?10年後とか?
(坂上)  10年後は想像できないですね。今勉強しているものを生かせたらいいな、とは思います。
(佐々木) 最後に後輩へのアドバイスをお願いします。
(坂上  先のことを考えすぎないこと、あきらめないこと、ですかね(笑)。

(所属等はインタビュー時現在です。)
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