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新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【保環研】 調査研究 《特定研究》 
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【保環研】 調査研究 《特定研究》 

2019年05月30日

マクロライド耐性 M. pneumoniae の遺伝子解析及び薬剤感受性に関する調査

 マイコプラズマ肺炎は平成23年に定点あたりの報告数が全国で急増し、平成25年まで報告数が多い状態が続いた。また、小児のマイコプラズマ肺炎の治療にはマクロライド系薬剤が第一選択薬剤として使用されているが、2000年代後半からマクロライド耐性菌の割合が上昇している。
 平成27年度は県内医療機関で採取した咽頭拭い液159検体についてnested-PCR法及び培養法によりMycoplasma pneumoniae(以下,M.pneumoniae)の検出を実施した。その結果、nested-PCR法で14検体、培養法で10検体が陽性になった。M.pneumoniae が検出された検体について、マクロライド耐性化に寄与する遺伝子変異の検出を PCR-RFLP法により実施した。その結果、12検体中11検体でA2063G変異が検出されたことから、県内で検出されるM.pneumoniae の大部分がマクロライド耐性菌である可能性があると考えられた。