本文
一般廃棄物の不法投棄の現状
令和3年度における一般廃棄物不法投棄調査結果について
県内の市町村における一般廃棄物の不法投棄の状況について、令和3年度の結果を取りまとめました。
調査対象
市町村が把握している一般廃棄物の不法投棄(不適切に保管しているものを含む。)であって、1件あたりの重量が概ね10kg以上のもの。
調査結果
- 令和3年度に発見された一般廃棄物の不法投棄は1,390件(推定148トン)でした。
- 令和2年度に比べ発見件数は55件増加、投棄量(推定)は28トン減少しています。
一般廃棄物不法投棄の状況(令和3年度) [Excelファイル/11KB]
一般廃棄物不法投棄の状況(令和3年度) [Csvファイル/882B]
結果の概要
- 不法投棄が発見された場所は、国県市町村道、林道、農道、高速道路・バイパスといった道路周辺への投棄量が全体の67.0%を占めており、次いで山林が10.4%、河川・海岸が8.3%となっています。
- 不法投棄されていた廃棄物は、投棄量の多い順に家庭ごみ、廃家電、廃タイヤ、空き缶となっており、この4種で全体の80.1%を占めています。
- 発見の経緯は、市町村(委託・直接)や住民・NPO等のパトロールによるものが50.2%、住民等からの通報によるものが41.0%を占めています。
- 市町村(委託・直接、国・県)等の行政による撤去が72.7%を占めています。一方、投棄者自らが撤去する例は1.0%に留まっています。
不法投棄防止の取り組み
不法投棄防止看板の設置、清掃・環境美化活動、広報誌やホームページによる啓発、パトロールによる監視・指導などが行われています。