新潟県ホーム の中の農林水産業の中の本日のお魚(2010.03.15)

 本日のお魚(2010.03.15)

2010年03月15日
新潟の漁港に水揚げされるお魚の紹介を毎日更新。
マサバの写真

マサバ

【マサバ】 ひとくちメモ
ふつうは単に「さば」と呼ばれます。
大きなグループ分けでは、スズキの仲間になります。
もう少し小さなグループ分けでは「まぐろ類」などが含まれる「サバ科」を構成する代表種です。
大きなものでは50cmくらいになります。
体の表面に不規則な縞模様があるのが特徴です。
縞模様が途切れ途切れの斑点状になっているものは、近縁種「ゴマサバ」です。
また、近年では、本種より縞模様がはっきりと太いタイセイヨウサバ(大西洋さば・いわゆるノルウェーサバ)も冷凍品、加工品として大量に流通しています。
比較的大きな群れをつくって沿岸から沖合を回遊しています。
新潟県を含む日本海沿岸では、大型の漁船が網で群れを取り囲むようにして漁獲する「まき網」や「定置網」「釣り」で昔ほどではないですが現在も大量に漁獲されています。
過去には今以上に大量に漁獲され、比較的安価なお魚でしたが、国内産のものは減少し、大型のものは高級魚の仲間入りをしています。
国内の特定の地域で獲られるさば類は、回遊せずに一定の海域で生育し「脂の乗り」が良いとされるため、回遊性のさばに対し「居着き(いつき)のさば」と呼ばれ、特別扱いされることもあります。
これらは、地域名を付けた「ブランド魚」のけん引役として注目が集まり、そのさばを食べに観光に出かけるツアーが生まれたり、高級百貨店でイベント的に販売されたりしています。
新鮮なものは塩漬け後に酢じめする「しめさば」で刺身や寿司ネタとして、他にも、「みそ煮」「塩焼き」「フライ」「干物」「缶詰(いわゆる「さば缶」)など様々な調理法にも適したおいしいお魚です。
本種マサバ、ゴマサバ、タイセイヨウサバ3種ともに同じ調理法で食べることができます。

※さば類は「生き腐れ」と表現されるように、時間の経過とともに身質が変化しやすい魚です。ヒスタミンという物質が徐々に増加し、アレルギーを起こしやすくなるので、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしてください。

本種マイワシ(いわし)、マアジ(あじ)、マサバ(さば)など体色が青緑色と銀色のお魚は「青物(あおもの)、青魚(あおざかな)、光り物」と呼ばれ、人の脳神経の健全な発育に寄与するといわれている「DHA」や、いわゆる悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロール増やし血液をさらさらにしてくれるという「EPA」などの高度(多価)不飽和脂肪酸も比較的多く含んでいます。

(予告)次回は・・・冬の味覚、海水と淡水の混ざる場所で良く育つ貝類の登場です。
(ご紹介する生物名について、原則、標準和名(図鑑等で調べるときの名前)を「カタカナ」、通称・地域名などを「ひらがな」で表記しています。)
海流の図

日本近海の海流 出典:IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/