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伊方発電所の審査書案提示についての知事コメント

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0042850 更新日:2015年5月20日更新

 本日、原子力規制委員会が伊方発電所3号機の新規制基準適合性に係る審査書案を提示しました。
 四国電力伊方発電所については、責任を持って情報を収集し分析する立場にはありませんので、新潟県知事としてのコメントは控えさせていただきます。
 なお、一般論で言えば、従前から申し上げているとおり、原子力発電所の安全確保のためには、福島第一原子力発電所事故の検証・総括が不可欠です。それがなければ、同じことを繰り返す恐れもあり、原子力発電所の安全が確保できないものと考えています。
 事故の検証・総括がないまま策定された規制基準では安全確保はできません。原子力規制委員会には、地域の安全を如何に確保するかという組織の本来の目的を果たして、実効性のある対策をすみやかに構築していただきたいと思います。また、田中委員長は面会拒否を改め、立地自治体の声を十分に聞いていただくとともに、政府及び関係機関へも必要な勧告権を行使していただきたいと考えております。

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