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柏崎刈羽原子力発電所7号機の使用済み制御棒にひびを発見したとの報告を受けました

2010年11月01日
 東京電力から、柏崎刈羽原子力発電所7号機で平成14年4月まで使用し、使用済み燃料プールで保管していた制御棒を詳細に点検していたところ、制御棒の軸部分に1箇所ひびを発見したとの報告を受けました。
 東京電力では、仮に当該軸部分のひびの箇所で軸が破断していたとしても、制御棒の機能が確保されると評価しています。
 原子力安全・保安院は、この東京電力の報告について、「最も厳しい想定に基づく評価を行い、構造健全性及び制御棒挿入性の機能は確保されている」としており、「直ちに安全上の問題が生じるものではない」と評価しています。併せて、現在運転中である7号機で使用されている同型の制御棒25本について、次回定期事業者検査までの間、制御棒の動作確認を実施し、その結果を報告することを求めています。
 このことについて、県の技術委員会委員から以下のとおりコメントをいただきました。

鈴木元衛委員(日本原子力研究開発機構:核燃料工学)
「 東京電力の解析評価の報告書を見る限り、現時点で直ちに原子炉の停止機能が損なわれる訳ではなく、『直ちに安全上の問題が生じるものではない』とする保安院の評価は妥当と思われる。
 また、東京電力は、最も厳しい想定として、仮に制御棒が破断していた場合に地震を受けても制御棒の健全性は確保されると評価しているが、その評価内容については、更に詳細な確認を求めたい。」

橋爪秀利委員(東北大学:原子炉工学)
「 今回、発見された損傷が、通常運転時の原子炉の安全性に影響を与えるとは考えられない。また、緊急時においても、最も厳しい条件として、タイロッドが完全に破断しているものとして解析した結果、問題ないとした東京電力の評価も信頼できると思われる。現在使用されている制御棒は照射量が少ないことと、このタイプの制御棒の過去の実績とを比較すれば、問題はないものと考えられるが、念のため、挿入試験等を実施することにより、安全性を確認することは望ましいと思われる。」

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