技術委員会電子会議室(原子炉給水ポンプの吐出弁に係る不適合について) |
| 委員 | ご意見等 | ||
吉川委員 (6月7日) |
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今回発生した事象は、定期検査のポンプ等分解後の再組み立て作業時に、ねじの増し締め不足で起こる典型的な作業ミスです。 通常は、こういうミスを起こさないように、ねじ締めのトルク管理をやっていますが、弁の写真を見る限りでは、ねじが込み入ったところにあるため、作業員にミスがあったのかも知れません。 プラント運転上は ねじを締めればよい事象であると思いますが、運転中に弁のねじを締める作業では、高圧蒸気による作業員のやけどや放射線被爆の恐れもあり、危険が伴います。 また、ねじ締めのトルク管理がルーズですと、場所によっては致命的なトラブルにつながりかねないので、東京電力は、今後のためにも、トルク管理について、作業員にどのように徹底されているか、協力企業も含めて確認しておく必要があると思います。 |
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【東京電力の回答】 当該弁は火力発電所にも用いられている高温・高圧用の弁であり、構造は図に示す通りです。 グランドパッキン、ガスケットリングにて内部流体をシールする構造となっており、系統の内圧、温度変化の影響等によってグランドパッキン、ガスケットリングといったシール部から漏えいが発生した場合には、パッキン押さえボルト、弁蓋用ボルトを増し締めしてシールの調整を行う仕組みとなっています。 今回の事象は、出力100%段階で弁蓋からの漏えいが確認されたため、すみやかに弁蓋用ボルトを増し締め調整をすることにより漏えいを停止したものです。 なお、当該弁は今回の停止期間中に分解点検を実施していますが、パッキン押さえボルト、弁蓋用ボルトとも規定トルクにて締付を実施しており、弁の組み立ては適正に行われています。また、漏えいは極めて微小であり、増し締め作業のための放射線防護上の特別な装備は不要なレベルでした。 |
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【参考】弁のシール構造(右図参照) |
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| 委員 | ご意見等 | ||
鈴木(元)委員 (6月8日) |
(質問1) この漏洩は、定格熱出力一定運転の時に生じたのでしょうか。それとも、それ以前に生じていた可能性がありますか。 |
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| (質問2) この漏洩に至る前までに、低出力運転で一次系システム圧力が7MPaとした状態で様々なチェックをしていたはずですが、そのチェックでは発見できなかったのでしょうか。 |
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【東京電力の回答】 これまでの起動試験の各出力段階において、当該部について確認を行ってきており、75%出力段階まで不具合は確認されておらず、出力100%の段階で弁蓋からの漏えいが確認された事象です。 |
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