ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 土木部 道路管理課 > 施設整備による道路の雪対策

本文

施設整備による道路の雪対策

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0041861 更新日:2019年3月29日更新

雪崩対策を講じて道路交通遮断の防止

雪崩対策を講じて道路交通遮断の防止の画像 冬期の道路交通確保において、雪崩対策を講じることは不可欠です。雪崩による道路交通遮断を防止する対策として、雪崩の発生を予防するための予防柵や雪崩から通行車両などを防護するスノーシェッドや防護壁などの整備を行っています。

吹雪による視程障害の防止

吹雪による視程障害の防止の画像 地上に積もった雪が風によって再び空中に舞い上がる現象を「地吹雪」、強い風を伴った降雪を「風雪」、地吹雪と風雪が一緒になって発生している現象を一般に「吹雪」と称しています。吹雪が発生すると見通しが悪くなり、交通事故、道路閉鎖、渋滞などの原因となります。このような視程障害による問題を防止するために地吹雪防止柵を設置したり、道路を覆うスノーシェルターといった施設の整備を行っています。

地域住民の協力~流雪溝の整備~

地域住民の協力~流雪溝の整備の画像 流雪溝は、道路に設置された流水により雪を流下させる側溝であり、路上等にある積雪を人力により側溝に投げ入れ排雪する施設です。共同で雪処理を行うため、流雪溝の運営は地域の人々により構成された組織により行われています。家屋連たん部等で堆雪敷が確保できず、近くに適当な雪捨て場が得られない場合や、機械による除排雪困難な区間等において流雪溝の整備を行っています。

流雪溝について(長岡地域振興局地域整備部のホームページへ)

消雪パイプは交通確保に有効

消雪パイプは交通確保に有効の画像 冬期の道路交通確保において、消雪パイプに代表される消・融雪施設は、機械による除雪を補完する重要な施設です。機械除雪後の堆雪スペースが確保できない家屋連たん部、交通事故対策としての交差点部、急カーブ箇所等において、消・融雪施設を設置しています。

消雪パイプについて(長岡地域振興局地域整備部のホームページへ)

地中熱を利用した融雪施設~環境に優しい試み~

地中熱を利用した融雪施設~環境に優しい試みの画像

 新潟県では、環境に優しい融雪施設としてヒートパイプによる融雪施設を試験的に設置しています。
 ヒートパイプは、金属パイプの内部を真空にして代替フロンなどの作動液を封入したもので、小さな温度差でも多くの熱を運ぶことのできるパイプです。ヒートパイプ融雪施設は、地中熱を利用することで化石エネルギーを消費することなく雪氷をとかすことができます。
 急勾配や急カーブによりスタックやスリップの発生しやすい車道や、バス停付近や通学路などの歩道に設置し、凍結防止、融雪状況の効果を検証しています。ただし、融雪能力はあまり高くないため、機械除雪の補助的な役割を目的としています。

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ