新潟県女性のチャレンジサイト~事例紹介~「大出恭子さん」 |
大出恭子さん
語学は「趣味」と「キャリアアップの武器」だった
六日町で語学コーチの養成や起業家のネットワークをつくるCLN(コミュニティ・リーダーズ・ネットワーク)の代表として活動する大出恭子さん。エフエム十日町でパーソナリティーを務めるなど多彩な分野で活躍している大出さんだが、起業するまでは語学は「趣味」と「キャリアアップの武器」だったと語る。
六日町高校を卒業後、大東文化大学で国際関係学を学び、国際大学に6年間勤務。その後、フランスに留学し、帰国後「日米コミュニティ・エクスチェンジ」という米国NPOの東京事務所に勤務した大出さんだったが、就職試験の面接で予期せぬ英語インタビューにまったく答えられなかったという。その後、猛勉強し、TOEICで900点を超えるまでに英語力を身につける。同NPOに4年間勤務の後、地元六日町に戻りCLNを立ち上げた。 結婚しても好きな仕事を辞めずに生活したい
大出さんは10年前に「いつでもどこでも好きなだけ働きたい。」という目標を立て、準備をしてきた。「結婚しても好きな仕事を辞めずに生活したい。そのために、社会で自分の役割を見つけておくことが必要だと感じています。私は語学が好きなので、それを生かしながら、働き方の提案やきっかけをプロデュースすることができるかなと思ったのです。」と語る大出さんの元には、新潟県内はもちろんのこと、熊本など県外からのお客さんもいる。
大出さんが代表を務めるCLNは、六日町駅前のチャレンジショップ「HOMURA」内にあり、現在5つの事業所が入っている。「いろんな起業家を見てきて感じるのが、基本的なことができない人はやめていく、ということですね。挨拶をする、身の回りの整理整頓ができる、掃除ができるといった基本的なこと。チャレンジショップを卒業しても成功している人は、こういったことがきちんとできている人ばかりです。」チャレンジショップに入って3年目の大出さんは、他の入居者から悩みや相談を受けることも多いというが、成功するためには技術だけではないという。 起業家同士のネットーワークをつくるため開催している「おしごとランチ」や起業家交流会、起業セミナーなどに参加する人を見ていると「起業したいと思っている人は、輝いているんですよ。趣味が仕事に生きている。私もコーチングのお客さんと一緒にキャンプに行ったり、仕事とプライベートの線引きが難しいんです。」と語る大出さんからは、好きなことを仕事にする喜びが伝わってくる。 10年前に立てた目標の9段目まで達成
「起業する人にとって、コーチングは本当にオススメ。『自分はこんなものかな』と、自分で価値を決めない方がいいと思います。自分のいいところを探し、自己肯定すること。」と大出さんは自らの体験を話してくれた。「NPOで働いていたころ上司から『もっと自分のキャリアに自信を持ちなさい』と言われました。フランス留学の経験や前の職場の業務経験などが、給料や役職に反映されることも大きな発見でした。」
10年前に立てた目標の9段目まで達成したという大出さんに、あと1段は何かと訪ねると「来年の春には、株式会社を立ち上げようと思っているんです。起業したい、または起業したての人たちをお手伝いする会社を立ち上げて、六日町から発信できるビジネスモデルになればいいなあと思っています。」という答えが返ってきた。 「仕事一筋!というタイプに見られがちですが、最終的には家庭をつくり、子育てをしたい。」と笑いながら答えてくれた。好きな語学を活かしながら、豊かな社会をつくりたいと願う大出さんの思いは、家庭から地域へ、そして世界へとつながっているのだと感じた。 チャレンジするあなたへのメッセージ
一人でやろうとしないこと。
あなたの夢を応援してくれるパートナーがいるはず!
(平成18年10月取材)
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