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医療事故に係る民事調停の成立について(県立新発田病院)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0040559 更新日:2018年9月10日更新

 下記の医療事故に係る民事調停案件について、裁判所の調停案に双方が同意する見込みとなったことから、平成30年9月議会に損害賠償額の決定について提案します。

  1. 病院名 県立新発田病院
  2. 患者 新発田市在住の女性(80歳代)
  3. 事故概要
    1. 平成28年7月、右肘付近の悪性腫瘍の可能性がある脂肪腫の増大傾向が見られたため摘出したところ、腫瘍は悪性ではなかったものの、右橈骨(みぎとうこつ)神経(注1)損傷により手首の背屈機能に障害を来すなどの麻痺症状が出現。
    2. 同年8月、県内他病院に入院し、腱移行術(注2)を実施した結果、手首の背屈機能は改善したが、力が入らず物がうまくつかめないため食事や洗い物など日常生活に支障を及ぼす程度の手指の機能障害が残存。
    3. 平成30年6月、解決を図るため民事調停手続を開始。(新発田簡易裁判所)
    4. 同年7月、裁判所の調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示。
      ※議決後、早期に民事調停が成立する予定。
      [注1 右橈骨神経:わきの下から指先まで達し、手首を背屈させる筋肉や指を伸展させる筋肉等を支配する神経]
      [注2 腱移行術:神経が麻痺したことによって、その神経の支配領域にある筋肉が動かなくなったことから、正常な筋肉の腱を移行する手術]
  4. 損害賠償額(平成30年9月議会提案予定)
    14,056,110円

本件についてのお問い合わせ先

県立新発田病院
事務長 高橋 稔
0254-22-3121

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