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医療事故に係る民事調停の成立について(県立がんセンター新潟病院)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0040567 更新日:2018年6月8日更新

 下記の医療事故に係る民事調停案件について、裁判所の調停案に双方が同意する見込みとなったことから、平成30年6月議会に損害賠償額の決定について提案します。

  1. 病院名 県立がんセンター新潟病院
  2. 患者 新潟市在住の男性(60歳代)
  3. 事故概要
    1. 平成28年7月、左腎がん患者に対して、腹腔鏡下で左腎摘出術を実施。左腎動脈を切断する際、左腎腫瘍が大きく右側に突出した影響で、右腎動脈を左腎動脈と誤認し切断。
    2. 右側の腎臓を温存させるため、県内他病院の腎臓移植チームに協力を要請し、自家腎移植術(注)を行い、無事に終了。
    3. ただし、腎臓の機能障害が残存したため、日常生活動作には支障がないが、重労働は困難となった。
    4. 平成29年6月、解決を図るため民事調停手続を開始。(新潟市内の簡易裁判所)
    5. 平成30年3月、裁判所の調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示。
      ※議決後、早期に民事調停が成立する予定。
      [注 自家腎移植術:一旦摘出した腎臓を元の体に戻す手術]
  4. 損害賠償額(平成30年6月議会提案予定)
    20,541,790円

本件についてのお問い合わせ先

県立がんセンター新潟病院
事務長 山岸 智
025-266-5111

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