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新潟県ホーム の中の教育・学習の中の平成23年度親子考古学教室を終了しました。

 平成23年度親子考古学教室を終了しました。

2011年08月25日
 文化行政課では、平成20年度から小学生親子を対象に「親子考古学教室」を開催しています。この教室は、埋蔵文化財に直に接することで、地域の歴史や文化に興味や関心をもってもらい、親子で埋蔵文化財について考えるきっかけにしてもらうことを目的としています。
 今年度は、8月7日(日)・19日(金)に新潟県埋蔵文化財センターを会場に開催し、合わせて47組114名の親子がさまざまな体験活動に取り組みました。


【館内見学】
土器や石器などをはじめ、遺構や出土状況を写した写真パネルなどについて説明を聞きながら見学していました。(写真1、2)
とくに縄文時代についての説明を受け、土器の重さや、石の硬さなどについて関心を持ち、積極的に質問をしていました。

【煮炊き体験】
縄文土器(模造品)に水とジャガイモを入れ、水分がなくなるまで加熱します。食材は縄文時代にあった物というわけにはいきませんでしたが、素手で土器に触れ、その熱さを感じつつジャガイモをとてもおいしくいただきました。(写真3)

写真1

写真1

写真2

写真2

写真3

写真3


【火おこし体験】
「マイギリ式」の道具を使って火おこしに挑戦です。この道具はひもを利用することで火きり棒を速く回転させることができます。
親子ともども何とか自力で火をおこそうと、4人1組の班に分かれ、協力して取り組ました。
最初は本当にできるか半信半疑で取り組んでいた子供たちも、火がついたときの感動は大きく、どの班でも拍手や歓声が沸いていました。(写真4)
体験の後半では、講師による火打ち石での火おこしの実演も行われました。

写真4

写真4

【勾玉作り】(※選択体験1)
材料は軟らかい滑石です。ブロックで削れてしまう石の柔らかさに驚きつつ、各自で下書きした形に整えようと、根気強くコンクリートブロックや紙ヤスリで削ることに夢中でした。(写真5・6)
最後に新聞紙で光沢が出るまで磨いたら、勾玉の完成です。完成した勾玉にひもを通して結べば、世界に一つだけのペンダントの出来上がりです。
写真5

写真5

写真6

写真6


【土器作り体験】(※選択体験2)
粘土をこねて、細く紐状にした粘土を一段ずつ積み上げ成形していきます。
厚さに気を遣いながら作らないとすぐに崩れてしまうため、皆集中して取り組んでいました。(写真7、8)
できあがった土器を自宅に持ち帰り、オーブンで焼いて完成です。家で焼き上がりを見るのが楽しみですね。
写真7

写真7

写真7

写真8


普段、体験できないことができたとあって、参加者の皆さんから充実した時間を過ごせたとの声を多数いただきました。とくに火おこし体験については、多くの方々が強く印象に残ったようで、もっとやりたかったとの感想が多くよせられました。

午後からの体験についても、勾玉作り・土器作りそれぞれの体験において親子で共同作業をしている様子がとても心に残りました。一緒に何か一つのものを作る、同じものをそれぞれ同じ時間で作る、親子でそういった時間をすごせて良かったとの声もありました。

今後も、多くの方々から、考古学に親しむよりよいきっかけとなるよう、本教室のあり方を考えていたいと思います。