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新潟県中越沖地震検証報告書

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0120378 更新日:2019年6月29日更新

 平成19年7月16日に発生した中越沖地震に対する本県の災害対応について、新潟大学災害復興科学センターによる検証報告書を掲載しています。

1 検証の特徴

  • 研究者による客観的・専門的な視点からの検証
  • 実務担当者へのインタビューを中心とした実証的な検証

2 検証結果の概要

  1. 評価すべき点
    1. 多様な主体の専門性等を活用した災害対応(GISの活用等)
    2. 過去の被災経験に基づく迅速な被災者支援(福祉避難所の設置等)
    3. 機能的な災害対策本部組織による災害対応(部局横断型組織による対応等)
  2. 見直し改善を要する点
    1. 関係機関の効果的な活動を支援する仕組みの構築
      他県・各種団体からの受援体制の充実、平時からの連携の強化
    2. 災害対応力の強化に向けた「日頃からの備え」
      洋式トイレの不足等、避難環境の改善に向けた更なる取組
    3. 災害対策本部内での情報共有・業務手法の確立
      円滑な情報共有、各班の業務マニュアル等の整備

(参考)検証結果を踏まえた主な取組

 検証の取りまとめと平行して、上記2(2)(1)~(3)のそれぞれに対応して、次の取組を行っている。

  1. 関係機関の効果的な活動を支援する仕組みの構築
    • 他県との応援協定の運用ルールを策定済み(自主出動、被災県の対応等)
    • 災害時医療救護活動マニュアルを見直し済み(DMAT受入れ等)
  2. 災害対応力の強化に向けた「日頃からの備え」
    • 「災害時要援護者用備蓄検討のポイント」を作成・周知済み
    • 食料等の備蓄について市町村へ要請済み
    • 仮設トイレ設置後のアフターケアについて引き続き検討
  3. 災害対策本部内での情報共有・業務手法の確立
    • 危機管理センターを整備済み
    • 災害対策本部各班の業務マニュアル等を引き続き見直し

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